従来は入院のうえで行われていた手術が、外来で行うことができるようになったのは、確かにレーザーの開発に負うところが大きいのですが、使用を誤ると致命的な結果につながる恐れがあります。レーザーの特性を十分理解したうえで用いるべきで、最先端技術だからといってレーザーを安易に用いるべきではありません。最近は美容整形外科などでもアレルギー性鼻炎やいびきのレーザー手術を手がけているようですが、美容整形外科の場合はたまたま、レーザーという機械が備えてあったので、その機械の行える治療としてレーザーを用いただけです。患者さんの症状を全体的に診断して、その結果、レーザー治療を選んだわけではありません。アレルギー性鼻炎やいびきの治療法はレーザー手術だけとは限りません。手術はあくまでも最終的な手段であり、患者さんによっては手術以外の従来の治療法で症状の改善が見られる方も大勢いらっしゃいます。ただ、私としては効力の点で従来の治療法より優れていると判断し、外来でも手術可能になったからこそおすすめしていますが、あくまでも選択肢のひとつなのです。
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