欲しいときに欲しいモノがあることが大事

2010-12-22

ファッションとは老若男女すべてを対象とし、トレンドを取り入れたオシャレなものだけがファッションではない。こういった当たり前の事実を再確認させてくれるのが、東京近郊の住宅地を中心に婦人服専門店「ギャレージ」を展開するマグマである。「ギャレージ」の中心顧客は、40代後半から60代、団塊世代の女性たちだ。平均価格は、上物が3980円、パンツが2980円と3980円。いわゆる「オバサンファッション」を提供している店なのだが人気は高い。年商は毎年10〜20%ペースで伸び、すでに10億円を突破した。前年割れの店が多いなか、見事な数字である。「ギャレージ」は、なぜ女性の心をつかまえることに成功したのか。そこには並々ならぬアイデアと努力が秘められている。ます、回転率だ。「ギヤレージ」の商品は15日に1回、回転している。業界平均の月1回や25日と比較すると驚くほど短い。同社代表取締役の方はいう。「ギャレージは地域密着型の店。客の来店頻度が高いので、客の声を、翌日の仕入れに反映させている。客にとっては欲しいときに欲しいモノがあることが大事なのだ」。