貴重な石油資源であるトレイの回収の大切さ

2011-09-23

発泡スチロール製トレイの原材料であるポリスチレンペーパーを一トン、つまり、一〇○○キログラム作るには原油二〇五三キログラムが必要です。これを容積に換算すると二四〇〇リットルになります(原油の比重は〇・八五)。一九九八年度の発泡スチロール製トレイの回収量は九〇〇〇トンですから、これは原油二一六〇万リットルとなります。二〇〇リットルのドラム缶にすると一〇万八〇〇〇本になります。回収率が一二%でも、二〇〇リットルのドラム缶で約一一万本に相当するのです。貴重な石油資源であるトレイの回収の大切さが、数字でみるとよくわかるはずです。「ごみを焼いたり埋めたりするには巨額のお金がかかる」「捨てるものにこんなにお金をかけるのなら、ごみの中から資源になるものを取り出し、資源の保護と環境の保全に努めるべきだ」このような世論の動きを受けて誕生した「容器包装リサイクル法」(正式名「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」)は、一九九五年に制定され、九八年から施行されています。