部分読みを、速読とするには納得できないものがあったのは当然である。このような状況のなかで、誰でも潜在能力はあるのだから、その眠っている能力を引きだすのだというキム式速読法は魅力的だったのである。本の一ページずつを写真のように脳裏に焼きつけるという説明も、新鮮だったことは確かである。しかし、訓練を始めてしばらくしたころ、いくらやっても納得がいかないものが出てきた。一分間に三万字くらい読むことができるといわれたのであるが、自分ではどうしても拾い読みの域を出ていないという感じが拭えない。拾い読みというからには、読みきれていないところがたくさんあるのだが、その読んでいない部分も含めて三万字ということになるのであった。
[参考サイト]
マネしたい!速読術