従業員にストック・オプションを付与した事例による説明をします。事例の仕訳例は持分決済型取引と現金決済型取引を対比する様式によります。【事例】・X1年期首にストック・オプションを付与する。<条件>権利確定は従業員が付与日より3年間継続勤務すること。また権利行使期間は権利確定日より2年間とする。<付与日の状況>従業員数33名で毎年1人離職すると予想された。付与されたストック・オプションは1人1単位でその公正価値は2万円であった。予想による3年間の従業員のサービス提供の対価は60万円となり、これを3年問で費用配分し計上することとなる。1年目の離職者は1名であった。・X2年期は離職者は見込みどおり1名であった。・X3年度末にストック・オプションの権利が確定した。この年度の離職者も1名であった。・X4年ストック・オプションを従業員の半数15人が権利行使した。・X5年年度末残り15人分のストック・オプションは失効した。ただし、ストック・オプションの公正価値は上記期間中、変化しなかったと仮定する。(変化した場合には現金決済型の仕訳金額を公正価値の変化に応じて修正する必要がある)。