高度なIT技術を搭載したクルマの利便性

2010-11-01

ITS=インテリジェント・トランスポート・システムとは、高度交通システムのことです。経済産業省や国土交通省を中心に、国家プロジェクトとして推進されています。これが駐車場のあり方にも大きな影響を与えることは疑えません。これは、クルマ自体が高度なIT技術を搭載したASVに進化し、他方で道路や駐車場を含めたあらゆる社会基盤がネットワークされることによって実現されるものです。たとえば、出発時には各地の道路の混雑状況などを交通情報センターの情報で知ることができ、気象情報会社からは各地の詳細な天気予報を見ることができます。高速に入る前にガソリンスタンドで給油した上で車両チェックを受ける。もちろん、高速道路の乗り降りはETC利用で混雑も回避できます。目的地が近くなれば、ナビゲーションシステムで行き先のガイドを受けながら、周辺の駐車場の空き情報をチェックできます。空きが見つかればガイドにしたがって進むだけ。現在のように、駐車場を探して目的地の周辺をウロウロする無駄が省け、路上駐車もなくなって渋滞は緩和されます。万一事故を起こしたり、事故に巻き込まれたときには即時通報システムが機能しますし、ロードサービスにアクセスすることも可能です。クルマのユーザーとしては多少怖い面もあります。各地に設置された監視装置によって、スピード違反などはたちどころにチェックされることにもなりかねないのです。